トゥールーズバレエ舞踊監督にカデール・ベラルビが就任

f0008907_5215855.jpg(画像はオペラ座オフィシャルサイトより)

オペラ座ファンにまたもやビッグ・ニュースが飛び込んできました。
2008年に引退したエトワール、カデール・ベラルビが、この2月よりBallet du Capitole de Toulouseの舞踊監督に就任、と!

Ballet du Capitole de Toulouseは、New York City Ballet出身のNanette Glushakがディレクションをつとめていたことから、バランシンを中心としたネオ・クラシックに強いバレエ団ですが、40人に満たない少人数のバレエ団ながらクラシックの幕ものも数々上演しています。

エトワール在任中から振付家としても活躍し、オペラ座でもその作品「嵐が丘」が上演されたカデールですが、数年前よりこのトゥールーズバレエにも何作品か振付けていたようです(「A nos amours et Liens de Table」など)。Youtubeにいくつか上がっていたので見てみたのですが、長編「嵐が丘」で見られた作風とは少し違い、彼がダンサーとして起用されるのが常連だったマッツ・エクや、アデューの際にも踊り代表作とされた「Signes」の振付家、キャロリン・カールソンの影響を非常に強く受けた作品でした。

このようなコンテンポラリーな作品も生み出しつつも、ヌレエフの教えを直に受けた最後の世代としてクラシック作品の伝統もしっかりと踊ってきた彼が、トゥールーズをどのように変えていくのか、考えるとワクワクします。

ちなみにこの件を伝えた記事(コチラ)によれば、彼のミッションはバレエ団にとどまらず、トゥールーズ市の行う舞踊関係の文化事業にも関わり、市の舞踊に関する活動全体を盛り上げていくことを期待されているそうで・・・・トゥールーズが熱い!

ウイーン国立歌劇場バレエにマニュエル・ルグリ、スペイン国立バレエにジョゼ・マルティネス。国内では既にボルドーバレエに長いことシャルル・ジュドがいますが、ヌレエフの教え子たちでありオペラ座黄金期の中心人物だったダンサーたちがこのように欧州各地で今度は監督としてバレエを盛り上げていくとは、オペラ座ファンとしてはなんと感動的で楽しみなことなんでしょう!!!興奮しますね・・・・!
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by chihiroparis | 2011-01-22 05:49 | ballet+danse | Comments(0)

主にバレエ評


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