パリのバレエ教室

最近パリのバレエ教室についてご質問を多く受けるので、少しまとめておこうかと。
※私は決してプロではありませんが幼少のころからやっているレベルです。そういう人の見た情報だと思ってご参考程度に読んでいただけたらと思っています。

☆スタジオの経営者とソリが合わなかったりで、先生の入れ替わりは激しいので、最新の情報についてはHPを見る・電話をする・現地で直接行ってみる、等して確認してください。

☆最初に、偉そうですが強調したいことがあります。日本では自分の先生以外のところにお稽古に通うと先生がいい顔をしませんが、パリではプロダンサー、あるいはアマチュアであってもレベルが上級の人たちは、いろいろな先生のクラスを目的別に組み合わせて受講しているということです。
ひとりの先生から学べることは限られていると私も思います。私は、
 ・バーオーソルのクラス
 +基礎のプラスモンにとてもうるさい先生
 +細かいことはとにかくどんどん動かせる先生、
の3クラスを一週間の間に混ぜて取りながらお稽古していました。
何が言いたいかというと、よく、オススメはありますか、と聞かれますが、これ一つで絶対!みたいなところはないということです。目的に合わせていろいろ組み合わせるのがいいのではないかな、と思っています。



■Centre danse Marais
ここはガイドブックにも載っていてもっとも日本人の間で知られていると思います。
オープンクラスはどこも設定レベルに対して生徒のレベルがまちまちで、上級であってもその辺のオバサンやオジサン(言葉は悪いですが!)もいて、本当にオープンな雰囲気。
全般的にあまりアカデミックなクラスは期待しないほうがいいですが、朝11時のプロフェッショナルクラスはかなり動ける人たちが多く、割とアカデミックだと思います。

■Studio Harmonic
こちらもオープンクラス。ここのWeyn先生は英語話者なので、日本から来たプロのバレリーナやバレエ留学の方たちもよく参加しています。朝11時が上級、夜19時のほうは週に何度か初級が設定されています。
難しい動きも多く生徒も皆非常に動けるので、上級レベルでないとついていけないのですが、一方、「コンテダンサーが身体を動かしに来るクラス」的な雰囲気があって、せっかくフランスにバレエ留学で来た若い子たちは、ここではなくもっとフレンチ・アカデミックなクラスに出ればいいのに・・・!と私なんぞは思ってしまいます。でもとにかく、動きは激しいし難しいので楽しいこと間違いなしです。他にも日本でも知られているギー・ポジョリ先生も教えています。

■Cite Verron
ムーラン・ルージュ横。
ここにはかつてオペラ座バレエ学校のMarc先生という非常に非常にアカデミックでいい先生がいたので通っていたのですが、先生がスタジオを離れていまいましたので足が遠のいてしまいました。
朝の酒井先生は上級クラス。これに出ている日本人も多いですね。フランケッティメソッドです。他はあまりオススメできませんが、夏にコヴァレンコ先生というロシアからいらっしゃる素晴らしい男性の先生がインテンシブクラスを持っていました。これも数年前の情報ですので何とも言えませんが、もしまだ夏にいらしているのであれば、是非オススメしたいクラスです(あ、この場合パリなのにロシア派ですが)。

■Centre Clichy
クリシー通りにあるダンスセンター。
屋根がガラス張りで、温室のようなので、夏は信じられないほど暑いです。
かつてクリスチャン・ポジョリ先生がいらしたので出ていたのですが、今は教えてないとか聞いてます。
朝のバーオーソルのクラスにはオペラ座ダンサーが多かったです(厳しいクラスなのです)が、誰でも出られる雰囲気はあります。そうそうたる面々と一緒にお稽古したい方は是非(笑)


ここから二つはアカデミックなバレエ学校です。
■Stanlowa
私立バレエ学校で、子供はちゃんとしたコースになっています。
大人のオープンクラスも様々なレベルがありますが、基礎・中級は誰でも出られる雰囲気です。
プロフェッショナルクラスを長年受け持つM.Labisのクラスは非常に高度で、雰囲気も悪い(笑)。私はずっとこのクラスに出ていましたが、非常にレベルも高く競争的な雰囲気があった年もあり、毎回とても緊張しました。(とはいえどこのクラスにもちょっと間違って来てしまったような年配の人なんかはいるのですが。)

かつて先生がオペラ座の教師でもあった頃は、つながりも強かったのか、普段からオペラ座のダンサーがお稽古に来ている上に、土曜日やオペラ座バレエ学校の休暇中は生徒さんたちがわんさか出席するので、非常に高度でそれはそれは緊張するクラスでした。
私が出ていたころから時間が随分経っていますので、今はどうなんでしょう。

それから、最近は週あたりのクラス数も減ったのであまりないと思いますが、かつては先生の代講でクレル=マリ・オスタ、フランソワーズ・ルグレをはじめ往年のエトワールなどそうそうたる面々が来てそれはそれは興奮したものです。

■Goube
こちらも私立バレエ学校。日本のバレエ教室とも積極的に提携していたりするので夏休みなど集団で日本人の若い女の子たちが出ていたりします。
総じてアカデミックなクラスですが参加しやすい雰囲気で、上記のように日本人留学生も多く、フランス語に自信がない方にもオススメかも。


他に、コンテスタジオがChateau d'eauにあり、プロのダンサーの友人が通ってました。
モンパルナスには老舗(?)Yvonne Mayer先生がいますね。見学に行きましたが私はスタジオのつくりがちょっと・・と思ったので出たことはありません。

パリの楽しいところは、突然代講で元エトワールの有名な方が来たりするところ。ミカエル・ドナールなんて本当に優しい方でした。

なんだか情報が古くて随分いい加減な記事になりました。
またちゃんとそれぞれのスタジオのHPを見た上で書きなおしますね。取り急ぎ。
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Commented at 2011-05-14 12:25 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by chihiroparis at 2011-06-07 23:31
残念ながら違う方のようです。私は京都出身ではありません。

日本人の先生についてはここにあげたスタジオでは文中にありますようにCite Verronの酒井先生がいらっしゃいますが、上級なのでお子様のレベルによるのではないでしょうか。先生とは本当にご縁ですから、たくさん見て歩かれてお子様とフィーリングの合うよい先生に巡り合えますように!
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by chihiroparis | 2011-02-26 20:41 | ballet+danse | Comments(2)

主にバレエ評


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