新エトワールAROPインタビュー

2016年末に数日の間隔で任命された新エトワール二人、Germain LouvetとLéonore BaulacのAROPによる1時間強に渡るロングインタビュー。話題は学校からカンパニーに入ってから今までの歩み、任命時について、今後について、などなど。インタビュアーはLaura Capelle。

学校からカンパニーに入って数年は代役ばかりで舞台に上がる機会がないのだがその間のことを「非常にストレスフル」だけれども「ストレス管理を学ぶ」だとか「ダンサーたちをよく観察する非常に学びの多い期間」と捉えたりと優等生のお二人。カドリーユが長かったレオノール(5年間)は、コリフェに上がった時のコンクールを受ける前は、もうこれでダメならソリストとしての機会を求めて他のカンパニーのオーディションを受けよう、と思っていたとか。
二人にとって初めてのドゥミ・ソリストの役(Fall River Legend)では二人で組んだPDDがあったとかで、その後ケースマイケルのRainで、そしてミルピエ時代の大抜擢はいうまでもないが、3歳違いながらキャリアをずっと隣で歩んできた二人。2014年のくるみ割り人形の主役抜擢の際コーチについたのはオレリー・デュポン。オレリーの教え方はどうだったか?の問いに、「音楽性についてよく言われたし、あとは動作の意味を全て説明された」とのこと。今はディレクターとなったオレリーはクラスレッスンにも顔を出しているとのことだが、クラスの際にもテクニカルな面をその都度注意してくれるらしく、「それによってどのようなものを彼女が求めているのかがわかる」とか。最近コールドのレベルが引き締まっているのは間違いなく彼女がディレクターになったからかと。鉄壁の技術を持っていた人が上に立っていたら誤魔化しはきかない。

さて、最も興味深かったのはフォーサイスについて二人が語るくだり。「クリエーションは長期に渡るのに毎日いつもユーモアに溢れて楽しい人」「我々のパーソナリティー、やり方を見抜いて、それを最大限まで引き伸ばしてくれる」「とにかく限界までやるんだけど、そのことにやってる方は気づかない。終わったあと疲れている(ことでそれがわかる)んだけど。」アニエス(ルテスチュ)もフォーサイスについて同様のことを語っていたことがある。彼のクリエーションの鍵がちょっとわかるような、そんな証言。

ちなみに2016年11月の内部昇進コンクールでプルミエ・ダンスールに上がったジェルマン、翌年1月に昇進が有効になる前の2016年12月28日に白鳥の湖のジークフリードを踊って(相手はリュドミラ・パリエロ)エトワール任命になったので、飛び級か?とも言われたものですが、「僕一応それでもプルミエの契約書にサインしたんですよ。12月27日に。翌日あれ冗談!?て事務局と言ってたんですけど。」ってケラケラ笑って話していました。


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by chihiroparis | 2017-05-04 11:53 | ballet+danse | Comments(0)

主にバレエ評


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