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サハリンへの旅①

成田から2時間、とっても近いロシア。というわけでサハリンに行ってきました。
曇り続きで8月だというのに「まさかこれは着ないだろうけど一応持って行こう」と持参した服を全て羽織る羽目になるほど寒かったですが、晴れたら高原の夏の朝のような爽やかな空気が広がる良い気候のところです。
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貴重な夏を公園で楽しむ人々。
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車窓から植物を見ているだけでも楽しい。
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上二つはボルシチ。お店によって随分色が違うんだなぁと。乾燥肉から出汁を取っていてとてもナチュラルで美味しい。
羊の煮込みなどもクセがなく美味。
黒パンはドイツのものほど酸味がなく、食べやすい。
餃子に見えるのはペリメニ。中はマッシュポテトで、塩とバターで和えてあり、アニスがかかっています。中はキャベツだったりひき肉が入っているバージョンもあり。
ちなみに外食産業はコリアンメニューが多いです。(日本のように甘くなく)現地寄りの味で美味。
とにかく何を食べても美味しいサハリン。
面白いのは、お店が様々な機能を備えていること。カフェ・レストラン・ディスコ・カラオケ、と朝から晩までフル回転です。機能別にやるほどお店が要らないのでしょうか。真ん中に広々したフロア、天井にはミラーボール、それを囲むように窓際にあるソファ・テーブル席で食す、というのが大体のスタイルです。
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飛行機は当初オーロラ航空という航空会社で予約していましたが突然夏の間はキャンセルと言われ、ヤクーツク航空という航空会社で。機内食も美味しいしよかったです。ユジノサハリンスク行きは成田か千歳から週に何便か出ていますがお値段は同じ。結構乗客がいて驚きました。石油関係のビジネスマンらしき人、ロシアからの日本への旅行客、が大半で、日本人はパラパラと。ちなみに成田で到着した場所は周り全て貨物機。安いんでしょうね笑。
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外から見てもお店なのかわからないところも多いし、お店だとわかってもやってるのかやってないのかわからないところが多い中、西側的に外見からアピールしまくっていたのがこのお店。マトリョーシカカフェ。ユジノサハリンスク駅近く、レーニン通りにあります。インテリアも外国人観光客受けしそうにロシア色満載にしてあってとっても可愛らしいし、お会計がマトリョーシカに入ってくるのも粋!
店員さんが若くて英語を話せます(基本的にサハリンではほとんど英語は通じません)。
紅茶も良いですがせっかくなので果物の実を使ったハーブティーが絶対おすすめです。
実を煮詰めた上にさらに生のものも加えてあって、シナモンスティックとはちみつ入り。
こんな贅沢で美味しいハーブティーにはなかなか出会えません。
この辺りでは木苺やブルーベリー、ハスカップなどがよく採れるらしく道端でもよく小遣い稼ぎにいろんな人が車でやってきては売っています。
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他にもコンテナでお魚を売る人、キノコなども個人で売られていました。

ユジノサハリンスク以外にも南の港町コルサコフ(旧大泊、稚内からフェリーが着くところです)、北のドリンスク(旧落合、王子製紙工場跡があります)、スタロドゥプスコエ(旧栄浜、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」に出てくる琥珀海岸があります)とまだまだ旅行記は続きます(やる気が続けば・・・)。

さて、忘れないうちに、ビザ情報。代行業者に頼まずに自分でやってみました。まずは航空券とホテルをおさえたら、TravelRussia. suというこちらで空バウチャーというのを発行してもらいます。これを領事館に持っていけば、特急依頼でもない限り無料でビザは発行してくれます。


by chihiroparis | 2017-08-20 15:04 | Voyage dans le monde

主にバレエ評


by chihiroparis