カテゴリ:petite histoire( 10 )

時間

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「こんな時間贅沢やでしかし」
「自分のために使える時間やぞ」
「寝るもよし、出かけるもよし、好きに使えばいいのやから」

ありがとう。
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by chihiroparis | 2013-05-03 17:52 | petite histoire | Comments(0)

路地裏にて

そういえば先日。

小さな路地のちょうど曲がり角で、小雨の中、
自転車にまたがったまま必死でお昼のお弁当(市販の)を食べている青年がいまして。

なんでこんなところで、なんでそんな乗ったままで、
と、彼は爽快に、とはいかないまでもまぁそこに惨めさのかけらもない雰囲気で食べていたのに
私は泣きたくなったわけですが、

それはまあ
彼のチノパンの膝がパックリ割れていたからなのか、
お寺の裏の路地だったからか、
はたまたお弁当がいわゆるホカ弁だったからか
わかりませんが。

急いでたんだろうか、
お弁当やさんやコンビニの前じゃだめだったんだろうか、
といろいろ考えながら去って来ました。


そんな光景に出くわしたら、
昔、朝の混雑した中央線の中で、四ッ谷あたりだったんですが、
つり革につかまりながら必死で手作りの大きなオニギリを食べてたサラリーマンを思い出しまして。

電車の中で、しかも朝の混雑した電車の中で行儀悪い、
だなんていう批判ができないようなその爽やかさに圧倒されて、
彼を待っているこれからのモーレツ社員としてであろう一日を想像して、
涙、といってもこれも爽やかな涙、が出たのでした。


頑張ろう、私。
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by chihiroparis | 2011-06-17 00:35 | petite histoire | Comments(0)

シメサバとタケムラくん

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何度も書いてる話なんですが。


宅配でとってる食材屋さんからしめ鯖が届いた。しめ鯖を見ると小学校の同級生タケムラくんを思い出す。

忘れもしない確か4年生の時。

先生「今日はタケムラくんはお休みです。しめ鯖にあたってジンマシンが出たそうです。」



・・・・・この日以来ある程度大人になるまで私はしめ鯖が怖くで食べられなかった。

そしていまだに、しつこいくらい、しめ鯖を食べるたびに彼のことを思い出すから記憶って強烈だ。



ふと、私もこういう感じで、もう連絡も取れないような人から数年に一度でもいいから何かの記憶と共に思い出されてたりするかな?と考えたりしたひと時。



・・・・・・・・・・・・

写真は鯖つながり。京都に来て以来良くいく定食屋さん(割烹のお店なんですが)。
写真にすると地味だけど、本当に京都らしい、使い込んで油が光る厨房なんぞの古さが魅力のお店なんです。
ふっくらと煮た黒豆がついていたり、ちりめん山椒もピリリと美味しく、ごはんは日によってサツマイモだったり栗だったり、そしてちゃんと貝のお吸い物がついて945円(!)。
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by chihiroparis | 2011-01-15 22:18 | petite histoire | Comments(0)

ほんとにやるんだ。

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「新しい革ジャンは”こなれた感”を出すためにバイクで轢いたりお湯をかけたりする」
・・・とかなんとか、耳にはしますけど、ほんとにやってる人たち初めて見たのでビックリして激写。
ウェーイ!って言いながら何度も何度も轢いてました。
いやぁ、ほんとにやるんだぁ。
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by chihiroparis | 2010-05-28 05:41 | petite histoire | Comments(0)

Un clown a la boulangerie

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ピエロがパンやさんでお買い物してたので、激写。
暗かったのでブレブレになっちゃったけど、お店の照明ともあいまって周辺が何だかファンタジーな雰囲気に包まれてしまったのが伝わるといいな~。
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by chihiroparis | 2010-05-17 04:16 | petite histoire | Comments(0)

親心?

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←春の訪れ、八坂神社の節分。


実家から春物のコートを送ってもらったのだが、なぜか頼んでもいない十数年前に着ていたコートまで一緒に送られてきた。
何をどう聞き間違えるとこれを出してきて送ってくれる話になるのか。
ド天然のうちの母はいつも私の生活にサプライズを提供してくれる。


それで、うちの母をはるかに上回る天然(失礼)Eちゃんのお母さんを思い出した。


EちゃんとMと3人でスペインからモロッコまで旅をした話は何度となくブログに書いた。
ネタが尽きない旅だったのだ。

初海外だったEちゃんを心配して、食べ物に困るといけないから、と
私たちの分まで3本もフランスパンを持たせようとしてくれたEちゃんの母。
「こんなの持っていけないよ!」と置いてきたEちゃんに、
「親の心子知らずだねぇ。。。」とつぶやいたお母さん。


・・・と話はここまでだと思っていた。
しかし、先日EちゃんとMと久々に会ってこの旅の話をしてわかったのだが、
まだこの話には続きがあったのだ。

Eちゃんのお父さん。
飛行機が落ちたらいけない、と、どこからか救命道具を購入してきて持たせようとしてくれたというのだ。

・・・・

っていうか救命道具ってどこ行ったら買えるんですか???


本当に心温まる親心バナシに失礼なのは百も承知なんですが、
おなかがよじれるほど笑わせてもらいました。
現在スチュワーデスのM,「そんなの飛行機についてるよ!」


荷物が一つ届いただけで思い出し笑いで一日楽しく過ごせるチヒロです。
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by chihiroparis | 2009-03-08 10:59 | petite histoire | Comments(0)

消しゴムからおもふこと

ふと思い出した。

うちの妹の小学校3・4年のときの担任の先生は、黒縁の牛乳瓶の底のような眼鏡をかけたおじいちゃんで、随分ノンビリした人だった。

生徒が文房具などの忘れ物をする。いいよ、消しゴムくらい、先生のを貸してやるからね、と、ある物なら貸してくれていたらしい。
まぁうちの妹はしょうもない子で2つ上の私にもいろいろ借りに来てたから、先生にもいろいろ借りてたに違いない。

かたや、忘れ物表など作ってあって、一つ忘れ物をしたらシールを貼られるような熱い(?)先生もいた。

大人になってちゃんとした社会人になるために、忘れモノをしないようにというしつけもある程度は大事かもしれない。

でも私はうちの妹にはその先生が合ってたと思う。

忘れ物なんかにこだわるよりも、もっと大事な他のところがきっと伸びたんじゃないかな。その先生の下で育った子達は。私だったら自分の子は、多少ダメ子ちゃんでもダメ男くんでも、こんな先生のところでノビノビと育ってほしい。

ちなみに、冬でも子供は元気に体育は半袖でやれと強制してくる教師も多かったこの時代。
このおじいちゃん先生は、「寒ければいろいろ着てやってもいいよ。でも服が汚れるから一番上は体操着を着なきゃだめだよ。」、と言ってたとか。みんなジャンパーの上から半そでの体操着を着てたりしたんだって(笑)
それから、学校の学の字はこのクラスの子達は旧字体で覚えてたっけ。

そんな話を、わが子と消しゴムについての深い悩み(?)を語ってくれた人が思い出させる。
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by chihiroparis | 2009-02-28 00:33 | petite histoire | Comments(0)

poeme d'Yumeji

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→12月、オペラ座では「マリア・カラスとスワロフスキー」展をやっていました。
お美しい。



着物の勢いで、夢二美術館@岡山へ。

東大裏の竹久夢二美術館(弥生美術館)に比べるとちょいと期待はずれだったけど、

粋なフレーズを発見。

「男を知らぬという女はいる。

しかし、一人の男しか知らぬという女はいない。」

(記憶で書いているので正確ではないかも)


さすが、大正の女たらし。女性をよくご存知で。
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by chihiroparis | 2009-02-19 23:19 | petite histoire | Comments(0)

漢字・かんじ・カンジ

某講演の準備で徹夜中。
嘘。徹夜はもう出来ない年のようで、準備が終わってないのに3時間も寝てしまった。


自意識過剰だろう、何だか本名があばかれるような気がして、
ブログに意識的に名前を漢字で書かないようにしていたが、
私の名前は漢字で書くと千尋である。

メールをもらったときに随分印象が違うことに気づいた。


千尋ちゃん、千尋さん、とメールに書いてあると、ちょっと読んでいて背筋がシャンとする。
苗字から名前に移行して、女性として扱ってもらってる気がして嬉しいときもある。
自分で書くときは、苗字で書くほどじゃないけど、まだちょっとかしこまった関係の人や、
落ち込んでいる友達を真面目に励ます文章だったとき、などなど。

ちひろさん、ちひろちゃん、と友達から書かれると距離が近い感じがして嬉しい。
自分でこれはあまり使わない。なんでだろう。個性がない気がするのかな。
あ、でも柔らかく文章を締めたいとき、使ってる気もする。
ちひろ氏って言ってくれるのは友人M。その人しかしない私の呼び方があるというのも友人関係のあらわれで何だかいいものだ。


いずれにせよ、自分で名乗るときにはチヒロ、が一番愉快な感じで自分の性格が表せる気がする。こう、ちょっと自嘲気味だったり、自分をおちょくる感じだ。
メールやチャットだと必ずこれ。ブログも。でも使う友達は選んでいる気がする。
チヒロちゃん、とかチヒロさん、って書いてくる人は男女ともにいない。
書かれたらちょっとなんか違和感があるような。かといってごく近い関係だと愉快な感じが出てておちょくられているような、なんか嬉しい感じもある。(そうだ、クボちゃんはチヒロちゃんって書くけど、我々の友人関係は一番それが表せる気がする。)

なんとまぁ我侭な。


実はこの自分で書くときの使いわけのほう、知らず知らずにやっていたことで、
気づいたのはあるとき、うちに来ていた友達皆でふざけて、その日来られなかった友人Fをからかいつつ入れ替わりでチャットを書いていたときだった。O氏が私のフリをして書いたのだが、チヒロさんはちひろとは書かないからね、とあっという間にバレたというわけ。

あ、もう一つ、Chihiro じゃなくてchihiroっていうのがある。わざと小文字ではじめる。
なんでだろう。ちょっとした日本的謙遜のつもり?小心のあらわれ?


・・・といくつもいただいた誕生日へのメールを読みながら考えてたのでした。
メールくれた皆、ありがとう。
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by chihiroparis | 2009-02-09 07:33 | petite histoire | Comments(0)

Domingo !

9月から一年今年は京都にいるので、長らくの親不孝の埋め合わせ、とよく東京の実家に戻るのだが、実家に戻ると自分自身はすっかり忘れてたような昔話をされたりして楽しい。

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大学4年のときに友達3人とフランス→スペイン→モロッコ→ポルトガルと旅した話はブログで何度も書いているが、その旅でバルセロナに数泊した。

たまたま街の大きな劇場ではウエスト・サイド・ストーリーが上演されていて、
ミュージカル好きの私の提案で、じゃぁ今晩観ようか、と劇場に昼間チケットを買いに出かけた。

仏文学生の私、ラテン語は必須だったはずだが、スペイン語なんてさっぱりわからない。
同行のMとEも、もちろんだ。

劇場の前には「Domingo」と書いてある。
そうか。プラチーノ・ドミンゴがきっと主役のトニーなんだわ。
3人で疑いもなく思い込む。

そう、年がばれるが当時、今は亡きパヴァロッティ・ドミンゴ・カレーラスが、旬を過ぎてしまったからだろう(と言ったらファンに怒られるか。)”3大テノール”とうたって、3人まとめて売り出したころで、大人気だったのだ。

そうか。今日はドミンゴなのね。

スペイン語しか解さないと思われる売り場のおばさんに一生懸命

「Is it Domingo? Tony is Domingo?」

と、オバサンが理解しそうなシンプルな英語で聞きなおすが、オバサンは、イエス、イエス、と言うだけである。

そうか。今晩ドミンゴがウエスト・サイド・ストーリーに出るんだわ。

疑いもなく信じる3人。
高校の音楽の授業で、3大テノールの一人、カレーラスが、キリテ・カナワとウエスト・サイド・ストーリーを歌ったCDのメイキングビデオを見たのもこの自信の裏づけとなっていた。
そう。オペラ歌手だってミュージカルに出るのだ。

さて。夜、ワクワクして出かけ、開演だ。

スペイン人はあまりスタイルがよくないし、なんかちょっと今まで見てきたウエスト・サイド・ストーリーよりも身振り手振りも派手だし、ちょっと情熱的すぎる気がするけど、いいのだ。
これから私たちはドミンゴを見るのだ!

・・・・待てどくらせど彼が出てこない。と思っているうちに、一幕が終わって、休み時間になってしまった。


「変だよねぇ。トニーもう出てたしさぁ。」

・・・・しばし3人で考え込む。

ここで当時最先端の旅行用電子辞書を持っていたE.

「ねぇ、Domingoって人の名前じゃなくてなんか意味があるんじゃないの?」と辞書で探しはじめる。


「・・・・」

「"日曜日"だって」


そう、その日は日曜日だったのだ。

その後のニ幕、我々3人が笑いすぎで何も記憶にないことは語るまでもない。

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じゃ。スペインつながりで、ペルー人の友人が連れて行ってくれたパリ15区のペルーレストランの写真でも。さすが、ペルー人の紹介。美味しい。彼らもお魚を生で食べるそうで、パリにしてはお魚の鮮度も抜群。El Chalan、絶対オススメです。一番右はデザートの、紫トウモロコシ。珍しいですよね。

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by chihiroparis | 2009-02-08 15:30 | petite histoire | Comments(0)