<   2009年 02月 ( 22 )   > この月の画像一覧

消しゴムからおもふこと

ふと思い出した。

うちの妹の小学校3・4年のときの担任の先生は、黒縁の牛乳瓶の底のような眼鏡をかけたおじいちゃんで、随分ノンビリした人だった。

生徒が文房具などの忘れ物をする。いいよ、消しゴムくらい、先生のを貸してやるからね、と、ある物なら貸してくれていたらしい。
まぁうちの妹はしょうもない子で2つ上の私にもいろいろ借りに来てたから、先生にもいろいろ借りてたに違いない。

かたや、忘れ物表など作ってあって、一つ忘れ物をしたらシールを貼られるような熱い(?)先生もいた。

大人になってちゃんとした社会人になるために、忘れモノをしないようにというしつけもある程度は大事かもしれない。

でも私はうちの妹にはその先生が合ってたと思う。

忘れ物なんかにこだわるよりも、もっと大事な他のところがきっと伸びたんじゃないかな。その先生の下で育った子達は。私だったら自分の子は、多少ダメ子ちゃんでもダメ男くんでも、こんな先生のところでノビノビと育ってほしい。

ちなみに、冬でも子供は元気に体育は半袖でやれと強制してくる教師も多かったこの時代。
このおじいちゃん先生は、「寒ければいろいろ着てやってもいいよ。でも服が汚れるから一番上は体操着を着なきゃだめだよ。」、と言ってたとか。みんなジャンパーの上から半そでの体操着を着てたりしたんだって(笑)
それから、学校の学の字はこのクラスの子達は旧字体で覚えてたっけ。

そんな話を、わが子と消しゴムについての深い悩み(?)を語ってくれた人が思い出させる。
[PR]
by chihiroparis | 2009-02-28 00:33 | petite histoire | Comments(0)

mariage a Aix

いざ、エクサンプロヴァンスへ。早割りでTGV25ユーロ。
新幹線もお願いだからこういう早割りやってほしい。

今回のエクサン行きの理由は実はこれ。
(H、これなら顔分からないしブログに載せても許されるかな!?)
f0008907_1317490.jpg

そしてこの花嫁が手に持つブーケをゲットしたのは!
f0008907_13211839.jpg

そうアタクシ。満面すぎる笑みはブログにUPなぞできない。
よし、次に結婚するのは私だ!と喜ぶ私に、ヴァンサンさんか誰かだったかな、
「効力はその年の暮れまでだよ。」
・・・・
あと2週間で結婚相手に出会えってわけ?
年末に結婚式しないでおくれ。(H、冗談です。失礼)。

移民の多い南フランス。我々の前に市庁舎で式をあげた方たちの親族。
f0008907_13233627.jpg


式のあとは本人たち宅でカクテルパーティ。

f0008907_1325890.jpgf0008907_13253262.jpg



f0008907_1330456.jpgf0008907_1331750.jpg
f0008907_13312343.jpgf0008907_13402357.jpg
夜のパーティもぜーんぶ手作り!
デコレーターの新婦のテーブルコーディネートに、ローストビーフなんて、主役新郎の手作り!
ちなみにテーブルの上のフラワーアレンジメントは彼の元奥様の作品だという。
書いてよかったかな。いや、だってそういうのすごいフランスらしいわ・・・と思ったもので。

H、E、手作りで本当に心温まる式でした。呼んでくれて本当にありがとう。
お幸せに。
[PR]
by chihiroparis | 2009-02-25 13:43 | Voyage en France | Comments(0)

Belleville

f0008907_13534570.jpg

"Parfum de Chanel a 15euros !!! " (「シャネルの香水がなんと15ユーロだよ!」)
おいおい。

パリ19区、移民街ベルヴィル。

古くはマグレブ移民、最近はこの街の名が中華街の代名詞ともなるほど多くの中国系移民が集まる。

安くて美味しい移民料理のレストランがいくつも。

ラマダン中の日暮れ後などは、まだお店をやりながらも店先で家族でご馳走を囲んでいたりして、

人が生きているなぁと感じることができる大好きなところ。

これもまたパリ。
[PR]
by chihiroparis | 2009-02-22 14:00 | Paris | Comments(0)

"Le parc" 3eme acte- Mozart piano concerto N.23

f0008907_130328.jpg


ちょうど前のライモンダの記事を書いているときにオペラ座から毎月送られてくる、来月のスペクタクルについてのメールが届いた。3月は、プレルジョカージュの既に古典とも言うべき、「ル・パルク」だ。日本でも去年来日公演があったばかりの。パリで何度観たことだろう。その度に現実を忘れどっぷりと恋愛の世界に酔いしれることができる作品。

自分の書いた観劇記録を読んでたらふとまた観たくなってきた。
DVDは実家に置いてきてしまった。よし、またYOUTUBEだ。(ブログへの引用とか、いいのかしらん。)

一番好きな3幕の愛のパ・ドゥ・ドゥ、「abandon」
abandon、相手に身をゆだねる、投げ出す、の意が入ったところでの、「解放」という訳になったわけですね。

初演キャストのローラン・イレールとイザベル・ゲラン。

この情熱。静かな激情。こんなに美しいものが世の中にあっていいのかしら。

しばし現実を忘れるも、この感動をすぐに伝えたい人へメール。

「見ているだけでエネルギーが奪われそう。」とのお返事。


ほんと。感動というより、脱力。
[PR]
by chihiroparis | 2009-02-21 01:59 | ballet+danse | Comments(0)

Raymonda

f0008907_20373917.jpg


↑永遠の我が王子ジョゼが美しく写っていたので、この写真。


備忘録。プログラムも手元になく、記憶が怪しい。多少の間違いなどはご容赦。

2008年12月、ガルニエで久しぶりにライモンダの上演があった。
ガラでのヴァリエーションや去年のミックス・プログラムでの3幕の上演以外、
来仏以来この作品を全幕でオペラ座が上演するのは初めてのことだったから、
私にとっては待ちに待ち焦がれた公演だった。


作品は1898年にロシアで初初演。アレクサンドル・グラズノフ作曲、プティパの振付。
もちろん、オペラ座のはヌレエフ版である。

1幕。時代は十字軍の頃。王女ライモンダは騎士ジャン・ド・ブリエンヌという婚約者がいるが、彼は戦いに出かけなくてはならず、二人は離れ離れに。
ライモンダが一人、部屋でうつらうつらとしていると、白い貴婦人が現れる。(これは既に彼女の夢の中かと。)
この貴婦人に導かれて庭に出たライモンダはそこで荒々しいアラブ人に出会う。この男は愛を強要する。
女性として目覚めるライモンダ。

2幕。城では遠方からの客と共に宴が催される。そこへ突如、ライモンダが夢で見たアラブの男が現れる。彼はサラセン国のアブデラムといった。アブデラムはライモンダに求婚するが、彼女は断る。そこへ婚約者ジャン・ド・ブリエンヌが現れ、二人の男は決闘する。刺されるアブデラム。めでたしめでたし。

3幕。ジャン・ド・ブリエンヌとライモンダの結婚式。


・・・・バレエの話ってなんでこんなにあらすじにするとバカバカしいのだろう(笑)
しかし、ちゃんと見所にあふれるバレエだ。オペラ座が誇る舞台装置・装飾に、豪華な衣装。2幕でペルシャ風の布が天井に向かって上がっていくところなど、美しいの一言。そしていくつものヴァリアシオン。

プログラムにはなかなか面白い解説がしてあって、突如サラセンなんぞ出てくるのは当時流行のエキゾチズムがこのバレエではオリエンタリズムの同意義語であったこと(と読んだように記憶している)。また、ヌレエフの解釈によれば、アブデラムはライモンダにとってセックス・シンボルであり、彼女は彼の存在によって少女から女へと変貌するのだそうだ。十字軍の時代に舞台を置きながら、その頃敵であったはずのイスラムの男性に男を感じる設定。かの国々は「他者」でありながらどこか魅惑的だったのだろうか。
見所満載ではないか。


券の入手が大変困難だったが、それでも三日分押さえた。
15日、ジョゼ(・マルティネス)のジャン・ド・ブリエンヌ、(マリー・アニエス・)ジローのライモンダ、ニコラ(・ル・リッシュ)のアブデラム。
23日、怪我で降りたというマティアスの代わりらしいジョゼに、産後でふっくらとしたオーレリー(・デュポン)、カール・パケットのアブデラム。
24日、ステファン(・ビュイヨン)、アニエス(・ルテスチュ)、ヤン・ブリダール。

私は23日のジョゼ・オレリー組が一番良かったように思う。二人とも私は好きなのに、身長差があってあまり一緒に踊らないせいか一緒に出てくると嬉しいからかもしれない。Graceとしかいいようのない、気品溢れるオレリー。3幕、かの有名な手を打ち鳴らすヴァリアシオンでの高貴さったら、かのプラテル様に並ぶものだったように思う。

でも、とにもかくにも今回のライモンダの話題を持っていってしまったのは、ニコラの踊るアブデラムなのだろう。目。その腰つき。跳躍。バレエの世界の王子様の典型のようなジャン・ド・ブリエンヌの対称に位置する、男くさい男を演じきった。なんだかフェロモンが客席まで匂って、いや、香ってきそうな踊り。会場はブラボーの嵐。なんだか他のキャストがかすんでしまった。


これほど、踊るバレエ団によって違うバレエもあるまい。
昔はまぁ本当に、眠くなるバレエだと思っていたのだが、オペラ座のを見ると興奮してしまう。
[PR]
by chihiroparis | 2009-02-20 21:21 | ballet+danse | Comments(0)

poeme d'Yumeji

f0008907_2310407.jpg
→12月、オペラ座では「マリア・カラスとスワロフスキー」展をやっていました。
お美しい。



着物の勢いで、夢二美術館@岡山へ。

東大裏の竹久夢二美術館(弥生美術館)に比べるとちょいと期待はずれだったけど、

粋なフレーズを発見。

「男を知らぬという女はいる。

しかし、一人の男しか知らぬという女はいない。」

(記憶で書いているので正確ではないかも)


さすが、大正の女たらし。女性をよくご存知で。
[PR]
by chihiroparis | 2009-02-19 23:19 | petite histoire | Comments(0)

Kimono de style Yumeji(cadeau par ma directrice!)

f0008907_1534376.jpg

先日フランスからある先生が来日した際、京都にも立ち寄られたので街をご案内。
浴衣をお土産に購入されたとき、どうしてもお礼がしたいから、私も何か選ぶように、と言う。
正絹のものなどないお土産やさんだったのでどうしようかと悩んだが、
大好きな大正風のものがあったので、これを、と選んでみた。
土産物用の派手なものが多いその店で、おそらく一番地味な着物だった。
あなたホント好みが渋いわねぇ、とその仏人マダムにあきれられる。

ガイドは正直キリがないのであまりしないことにしているが、
お世話になっている方から頼まれた場合は
日ごろのお礼にとお受けすることもある。

出身大の学長がパリに仕事でいらしたときの案内を断りきれないルートから頼まれたことがあった。

奥様にお土産を、というので、
70過ぎの老紳士の奥様はなんとおっしゃるかな、と思いつつ、
日本のアクセとは一味違うところがいいだろう、
と当時まだ日本では正規代理店のなかったsatelliteへ。
(最近のコレクションは好きになれないが、以前はとても好きで、フランスに行く前は吉祥寺のあるお店でよく買っていた。十年ほど前に総代理店が出来てからこのお店は輸入できなくなってしまっただろうけどどうしているのだろうか。)

どうやら一つ非常にお気に召したものがあった様子。ホっ。
ふと学長、「あなたも選びなさい。」という。
ガイドのお礼にバイト代としてお金を渡すのも失礼だと思われたのだろう。
男性に物を買っていただくのが非常に苦手な私だが、
さすがにこれだけ年配の方に言われると素直にハイ、と思うから不思議である。

で、選んだイヤリングは我が家で「学長イヤリング」と名づけられたのであった。
そう、「ハムの人」とか「メロンの人」(←お歳暮ね)に似たノリで。
そういえばあのイヤリングどこに置いてあるかなぁ・・・・(汗)
[PR]
by chihiroparis | 2009-02-16 16:04 | mode | Comments(0)

Rachmaninov piano concerto N.2

京都は晴れ。日曜の昼下がりに柔らかい太陽が窓から入ってくるなか家にいるのもなかなかいい。
と書くと洒落た感じもするが、要は三十路の女が日曜に出かけもせず家にいるだけである(汗)


先日東京の実家に戻ったとき、ふと久しぶりにレコードが聴きたくなった。
うちには亡くなった祖父の大きなステレオがあって、CD時代になってからはあまり動かさなくなったが、昔ビデオに音声がなかったころ(”フイルム”って呼んでたころ)には、家族の”フイルム”上映会をしながら、必ずこのステレオで音楽をかけるのが日曜の恒例行事だった。

壊れたら最後、もう修理もしてもらえない(らしい)ほどの昔のものなので、
私は機械オンチですぐ物を壊す(と家族にレッテルを貼られている)ので触らさせてもらえず。
父が調整をして、選んできたのはラフマニノフのピアノコンチェルト第2番。
(最近だと、のだめカンタービレで有名になった気が。)

やっぱりレコードはいい。音に温かみがある気がする。


ふと今日またこのラフマニノフが聴きたくなった。
どうしてもすぐ聴きたいが、手元にないので、YOUTUBEで探す。
まぁ音の悪さは仕方ないが、走ってCD屋に行く気もしないので。
(ほんとにバカな私はこの間、i-TUneで購入した全ての曲を間違って失くしてしまったので、しばらくi-Tuneで購入する気もおきないのである。)
それでもこのカラヤン指揮のはなかなかネットで転がってる音モノにしてはいいんでないの?

こんなのオケと弾けたらその場で死んでもいい。と思うが、プロでも思うことだろうから、素人ピアニストにはそんなこと決して言われたくないだろう。

聴いてたらいろいろなことを想って泣けてきた。ちょっとナーバスになっているらしい。

Rachmaninov Piano concerto N.2 Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ

Part 1.

Part2.
part3.
part4.
[PR]
by chihiroparis | 2009-02-15 15:15 | musique | Comments(0)

Marche a Aix

パリとはまた違ったものが置いてあって楽しかったエクサンのマルシェ。
乾燥fenouil(ウイキョウ)などハーブが充実していてしかも安かったので袋いっぱいに購入。
f0008907_14252831.jpg
f0008907_1426340.jpg

f0008907_14273492.jpg

フランス人は食料を選んでいるときにもっとも真剣な顔してる気が・・・・。
f0008907_14281350.jpg

ここでハチミツを購入。
おまけ。ユリとお散歩中に見つけたブレス鶏。やっぱり高いっ。
f0008907_14352980.jpg
[PR]
by chihiroparis | 2009-02-15 14:41 | Voyage en France | Comments(0)

Joyeux Saint Valentin!

f0008907_229039.jpg


St-Valentinらしい写真でもないかなと思ったらSalon de chocolatの写真が出てきた。

フランスでは特に男女どちらからって決まってるんでもないんだと思うけど、
大抵男性から、そして、チョコではなくて、薔薇をくれたりなんてことが多いです。

何でも日本でも今年逆チョコと称して男性から贈るのが流行らしいけど、
私、こんなものを目の前にすると是非顔をうずめたいっ、と思うタイプなので大歓迎な流行だわ。⇒
f0008907_22151074.jpg
[PR]
by chihiroparis | 2009-02-14 22:19 | fete | Comments(0)