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"Un gars, une fille": Loulou et chouchou sont retournes sur M6!!

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”女の子は、ヒステリックでわがまま。彼氏は、もう振り回されっぱなし、尻に敷かれっぱなし。”

そんな典型的なフランス人カップルを描いた大人気コントシリーズ、「Un gars, une fille」。
長年France2で夜20時のニュースの前に5分ほど放映されるのをいつも楽しみにしていましたが、終わってしまっていました。

そんな彼ら(Loulouとchouchouと呼び合う、JeanとAlexのカップル)が今日2月15日からM6に20時半ごろ戻ってきた模様!たまたま見つけて大はしゃぎ。おそらく、新作ではなく再放送かと思われますが。

どうでもいいことで口げんかをしては、すぐに仲直りしてラブラブ、そしてまた怒鳴りあいの大げんか。
見ているほうまで落ち着かないこのコント、本当にご近所のカップルをのぞいているようで、楽しいです。
字幕私がつけるから、日本語版出したい!!

すべてDVDになっているので、フランス語の勉強にも、是非!
(YOUTUBEに結構転がっています・・・。)

ちなみにこのお二人(Jean DujardinとAlexandra Lamy)、2009年の夏に実生活でも結婚したそうです。おめでとう~。
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by chihiroparis | 2010-02-16 05:40 | culture | Comments(0)

「Welcome」 de Philippe Lioret

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フィリップ・リオレ監督の2009年の作品。

☆ネタバレ有りの感想です。

Vincent Lindonが出てるからいこうよ、と誘われ軽い気持で見にいったSt Germainのシネマで涙、涙。
胸がしめつけられるような、いや、えぐられるような、想い。
今やろうとしている方法ではなく、もっと直接的に、人のために役立つ仕事をすべきなのではないかとまで考えてしまう。


舞台は北フランス、海沿いの街カレー。イギリスとの間にドーバー海峡が広がる。
ここでは日々、遠くからなんらかの手段でここまで辿り着き、イギリスへの密入国をはかる人々がいる。
手段は、トラック。ブローカーに金を渡し、数人でトラックに乗せてもらいイギリスへの入国をはかるのだ。

クルド系イラク人だという17歳の少年ビラルは、彼女が移民していったイギリスにどうしても渡りたいがためにこの地までやってきた。しかし、トラックでのフランス出国の時点で失敗してしまう。
トラックが税関を通るときには、リーダーの合図で密入国者たちはピッタリと顔に張り付くビニールをかぶらなくてはならない。人間がトラックに乗っていないかどうか警察がCO2を測定する機械をトラックのあちこちに入れてまわるからだ。この途中で酸欠で死に至る者もいる。ビラルはとあるトラウマがあり、ビニールをかぶり続けられず、途中でギブアップしてしまった。そして仲間と共にフランス警察に捕まる。

話は、こうしてカレーにとどまることになった少年ビラルと、水泳コーチであるシモンというフランス人の男(ヴァンサン・ランドン)の交流を描いている。

有り金をはたき、水泳教室に申し込んできたビラル。ビラルは泳いでドーバー海峡を渡る決心をしたのだ。
無理だと知りつつ、少年の熱意とその純粋さに心を打たれ、援助をするシモン。

映画は、水際の町で実際に起こっている住民と不法滞在者の問題も鋭く描いている。ビラルとその友人を家に招き暖をとらせようとしたシモンを警察に通報する隣人。人道援助アソシエーションに参加し、ボランティアでこれら不法滞在者に炊き出しを行いに行っている、シモンの別れた妻。不法滞在者を店に入れようとしないスーパー。大勢の密入国者をまるでベルトコンベアーに乗せられた物のような速さで一件一件処理する簡易裁判所。

監督は、現実、をしっかりとみつめる。
ビラルが英国に泳いでたどりつけるわけがないし、シモンと別れた妻は再会して心ならずも燃え上がるけれど「じゃぁ僕たちやりなおそうか。」などという話にはならないのだ。何も、解決しない。
ハリウッド映画のようなハッピーエンドより、現実世界の厳しさ、人間のダメさや弱さ、これらをきちんと突きつけられるほうが、私は好きだ。こうして我々は、映画を見終わったときに何かが完結することもなく、問題を提議され続け、考える続けることになる。

この映画、このように実際に現在フランス、いや、ヨーロッパ諸国が直面している問題を人々に提示しつつも、商業映画としても成り立つ作りにしてあるあたりが監督の絶妙なバランス感覚、のようだ。


世界中の人が、どうやったらもっと幸せで穏やかに暮らせるんだろう。なんて普段偽善的に思えて口に出せないことを、本気で考えさせられた映画だった。とにかく、何はともあれまずは、戦争反対。
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by chihiroparis | 2010-02-10 05:59 | cinema | Comments(0)

「SHIRIN」d'A.Kiarostami - キアロスタミ「シーリーン」

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キアロスタミの2008年の作品を、ポンピドゥー脇のMK2(ここの上映作品は結構渋くて好きです)で。

シーリーンとホスローというペルシャの昔話を映画化したものを見ているその観客の女性たち(その数100人以上)を、ですね、ひたすら映している、という、画期的なのかシュールなのかオリジナリティーに溢れているのかわからない映画、でした。こちらからは彼女たちが見ている映画は見えないのですよ。彼女たちの顔だけがとにかくかわるがわる映し出されるのです。


Une audience qui s'identifie avec l'héroïne du film qu'elle regarde. Une audience sujet mais aussi objet. Une audience pas tout à fait comme les autres.

シノプスには、このように、「主体であるオーディエンスが客体でもある」「観客の彼女たちそれぞれが、今見ているその映画のヒロインに感情移入している」など、書いてあり、映画論などをやっている人には興味深い作品なのかもしれませんが、私、シーリーンのお話を事前に勉強せずに見に行ってしまったんです

声だけの映画を聞き、愛の話にほほえんだり、悲しみで泣いたりする観客をひたすら眺めること1時間半。


オリジナリティー溢れすぎでしょ。私の持ち合わせる映画とペルシャに関する教養のレベルでは理解不能でした。

最後、シーリーンが死ぬ場面。「涙を流しているあなたたちのその目に映る私の死」だったかなんだかというセリフがあったように思うのですが(非常に記憶が怪しい)。この場面できっと監督は、観客である彼女たちの目に映るシーリーンの感情を、さらにスクリーン前の我々が、見る、というこの構図と重ね合わせているのかな、と思ったりはしました。

あ、ちなみに観客の彼女たち、っていっても、女優です(ジュリエット・ビノシュや、他にもイラン映画を見ているとよく見かける女優さんたちが。)から、これらがあくまで演じられているわけですけれどね。
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by chihiroparis | 2010-02-07 08:39 | cinema | Comments(0)

Tour Eiffel

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@printemps
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@av de Suffren
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by chihiroparis | 2010-02-05 06:59 | Paris | Comments(0)

La dame aux camelias - 椿姫

La dame aux camelias 初日でした。
アニエスとステファンが第一キャスト。
ステファンが前回の上演、DVDのときよりも格段に素晴らしい演技者になっていました。
3幕の舞踏会の場面、もう何度も見た作品だというのに、二人の気持が切なくて、泣けました。
切ない愛ですね、愛。

この後も他の配役で観るので、再度ちゃんとエントリーします。

・・・と、他の話題は軽く書けるのでどんどんエントリーしているのに、
バレエについてはちゃんとした記録を残そうと思うがためになかなか筆が進まず、
たまりにたまっています。・・・てしてるうちに、なんだか感動も忘れちゃって、
あっさりした記録になっちゃうんだけど(反省)。

・12月のdemonstraion de l'ecole de danse
・同じく12月のくるみ割り人形
・バレエ・リュッス

それに、
・オペラ「Werther」
・映画あれこれ
・オランダ絵画展@pinacotheque レンブラントからフェルメールまで


これ、自分に、宿題。
やっぱりつけとかないと、せっかく見たもの忘れちゃうから。
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by chihiroparis | 2010-02-03 09:01 | ballet+danse | Comments(0)