London ーfood&balletー

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3年ぶりのロンドン。

イギリスはもはやまずくない!(笑)
むしろいろいろ堪能した!
ホテルのサロンでのアフタヌーンティーはもちろん、フランスでも人気展開しているベルギーのカフェチェーンLe pain quotidienもいくつも出来てたりして、数年来ないだけで随分と変わるものです。

そして、パブ。
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パブは、詳しい方に連れて行っていただいて、ちょっと自分だったら「会員制かしら?」と思ってしまって入れなさそうなところに。パブってこんな美味しいご飯を食べられるところだとは知りませんでした。
****
バレエシーズン前だったのでロイヤルバレエは見られなかったけれど、バック・ステージ・ツアーに参加。17ポンドで、ロイヤルオペラハウスの中を案内してもらえるツアーです。
もちろんお目当てはバレエクラス!
シーズン開幕直前だったこともあって、ほとんどのプリンシパルダンサーが勢揃いしたクラスを見学することができるという幸運に恵まれました。もう、他のところの説明はいいからここだけにずっといたい!バレエクラスだけのツアーやってほしい!と切実に思います(笑)。
飛ぶ鳥を落とす勢いのスティーブン・マックレーももちろんお稽古していて。無精ヒゲ生やしたままでしたが(笑)。カスバートソンがお稽古場でもやっぱりひときわ輝いていたのが印象的でした。

そして、ミュージカル三昧もして。堪能堪能。お買い物編はまた今度。
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# by chihiroparis | 2013-11-04 17:17 | Voyage dans le monde | Comments(0)

Louvre Lens

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日本人建築ユニット・SANAAが設計したことで日本でも話題になったLouvre-Lens(ルーブル・ランス分館)。
パリ北駅からTGVで1時間半。2012年12年に公開になったばかりのこちらに行ってきました。

パリの北、ベルギー国境近く。雨が多く空が低いこの地方で少しでも光を取り入れようと、一面ガラス張り。私が行った日も雨降りでしたが中は明るく開放感にあふれる建物でした。

展示は決して多くはないものの、見せ方が非常に面白い。
一つの大きな部屋が、縦軸に時間、横軸に世界の各地域となっている。
普段大きな美術館では、世界中の各地域のものを時代別に別々の場所でそれぞれ見るところを、その時代・地域を象徴するものがいくつか選ばれて展示されている。

イタリアでこんなふっくらとした人間が描かれるようになったルネッサンス時代にはペルシャではこんな感じののっぺりとした絵が描かれていたのね、あら、この焼き物はシルクロードを経て欧州のここにも影響があるのが分かるわ、など、時空を行き来しながら眺めているようなこの楽しさ!
他で経験した事のない展示でした。

20%という高い失業率を抱える地域だったことが、街おこしに、ということで選ばれた決め手となったという場所だけあって、周りにはこれといって何もないですが、美術館併設のレストランのクオリティは高いそうなので、お昼をここで食べてパリから日帰りで楽しめるのでは。
ただし、なんと2週間前に予約をしないと一杯だとかで、そんなこととは知らず我々もあえなく敗退。予約はお早めに。

車の方はここから45分で行かれる大都市Lilleに寄っても良いかも。
旧市街は一見の価値ありだし、名物Coq a la biereを食すも楽し。
日本にも入って来ているブーランジュリーのPaul発祥の地でもあります。
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# by chihiroparis | 2013-10-20 22:31 | culture | Comments(0)

La fille mal gardée (2012-2013英国ロイヤルバレエ映画館中継)

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随分前の鑑賞記録になってしまったけれど、2012-2013英国ロイヤルバレエの映画館中継で
今を輝くスティーブン・マックレー&ロベルタ・マルケスによる「La fille mal gardée」(1960年フレデリック・アシュトンがロイヤルバレエに振付、1960年初演)。

なんてハッピーな鑑賞後。ハッピーすぎて泣きながら見終えるという。二人の弾けんばかりの笑顔と、幸せをステップで表したらこんな感じだよ、というアシュトンのステップと。とりわけ、まるで楽器のようなマックレーの奇跡の脚とそこから生み出される幸福感!
二人とも脚力と、それを持っている人にしか出せない脚の表現力が素晴らしい。
一幕出てすぐのマルケスのエシャッペルルべ、それだけで魅せる!このアンデオール!とはっとした。すごく胴体がしっかりしていて(とりわけ背中)、その強さから生まれる動きー例えばアラスゴンドの脚などはキレがあってとてもよかったーが素晴らしいと思った。
スティーブン・マックレーについては言及するまでもないだろう。場面転換に幕前でコーラスの見せ場の二番ジャンプ、役の若さと恋する青年のウキウキを存分に表現したジャンプ!まるで彼のために作られた作品かと思うほどだった。

以前は正直さっぱりこの作品の良さがわからなかった。何か古くさいバレエだ、くらいに思っていた。オペラ座が上演したのを見て面白さに目覚めたのだが(※ログを見てみたが、これ私記録残してない。。。)、本場ロイヤルのはまた違った。
本場の上演はいい、とはシュツットガルトのじゃじゃ馬ならしを見た時にしみじみ感じたことだが、端役の隅々まで振付家の意図が伝承されていて、何しろ舞台が"生きて"いる。細かい技術的なことはこういう場合どうでもよくなる。こういう舞台を見たときの幸福感たら。

映画館中継シリーズでお得なのは、インタビューや舞台裏が幕間に流れること。アラン役の振付についての話が面白かったのでメモしておきたい。
アランは世間知らずで純粋な青年役だが、独特のリズムで踊る。この動きだが、アシュトンが戦時中振付の仕事をしていたというボードビルから来ているそうだ。
初演の際シモーヌを演じたダンサーはもともとタップダンサーだったという。今回踊ったフィリップ・モスレイは、バレエを始める前幼少時にタップをやっていて、ぜひこの役をやってみたいと思い続けていたそうだ。

***

ロイヤルが伝統的に得意とする演目を考えながら、今さらだがやはりギエムは多少息苦しさを感じていてもオペラ座のほうがその素材が生きたのではないか、などと考えていた。国家的損失などと騒がれたわけだが...ロイヤルにはマルケスやロホ、コジョカルのような持ち味のダンサーに似合う役が多い。

***

この英国ロイヤルバレエの映画館中継、2013-2014シーズンも行われる。ありがたいことですね。
日本のサイトがこちら
ロイヤルのサイト内のこの企画のページはこちら(配役が載っています)
バレエはドン・キホーテ、くるみ割り人形、ジゼル、眠りの森の美女。クラシックの有名なものばかりで、もう少し最近の作品もやってほしいなと正直思いますが、現地に行かずとも見られることに感謝。バレエを初めて見てみようかな、という方には劇場に足を運ぶよりお安くて良いのでは。
オペラはトゥーランドット、ドン・ジョバンニ、冬物語、マノン・レスコー、となっています。
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# by chihiroparis | 2013-09-09 17:23 | ballet+danse | Comments(0)

bistro Hutch @吉祥寺

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最近のニッポンのビストロってばパリよりもよほどレベル高くてコスパ良かったりするよねぇ、と、一時帰国中のパリ在住ン十年の友人と地元で会いながら絶賛したステック&フリット。
ここのワインセレクト、ほーんとに美味しくて、話が彼女とは止まらないくらい盛り上がることもあってこの晩はずいぶん飲んだわ。

ご自慢だというステック・フリット(お肉が美味しい!)に、鴨のオレンジソース、お魚の前菜を頼んだら、多すぎるかもしれません、とお店の方。大丈夫です、と二人でにっこり。しっかり全て綺麗にいただきましたよ(笑

弟に、こんな美味しいところ近くに見つけたよ、と自慢したら、そこ友達の結婚式の二次会で行ったよ、と。あら、知ってたの、悔しいわ(笑 
Bistro Hutch
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# by chihiroparis | 2013-08-28 01:05 | gourmet/gourmand | Comments(0)

珍しいキノコ舞踊団「動物の○(えん)」

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珍しいキノコ舞踊団で「動物の◯(えん)」@アートエリアB1。
京阪の地下鉄の駅構内という面白いスペースだった。椅子は発砲スチロールを削っただけ。舞台となる場所の手前には展示スペースが。

日芸出身者がメインの珍しいキノコ、バレエの友人の友人だったりして近く感じていたけれど見るのは初めて。強烈な体験だった。

日本のコンテシーンはNoismという欧州の"王道"コンテの場を経た、ある意味では"エリート"である金森穣と、モダンダンスの流れをくむ、乱暴に分類すれば日本独自のもの、とに大きく二分されると思うが、珍しいキノコの伊藤の振付の独自性には驚かされた。

ロビンスがウエスト・サイド・ストーリーを振り付けたようにそこにはポピュラー性のある"わかりやすい"ものもあるが、根底にはおそらく木佐貫邦子あたりでいったん頂点を極めたとも言える日本のモダンダンスの強い影響を感じた。

欧州でばかりコンテをみてきたわたしの目には彼女の創り出す世界が強烈に"ジャパン"だったし"トーキョー"だった。
雑多なものが絡み合うこの感覚。
原宿のストリートファッション、浅草や場末の温泉街でやっているようなストリップ、昭和の香りのする喫茶店、ガチャガチャしたテレビ。

小さくて丸っこい日本人の体型だからこそ表現できる、kawaii もの。
体型に合わないクラシックバレエを目指すことがあほらしく思える日本独自といえる舞台だった。
ただしメンバーにはルードラで教育を受けた人もいて、やはり欧州のメソッドが身体性には影響しているのは明らかだった。
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# by chihiroparis | 2013-06-11 23:04 | ballet+danse | Comments(0)

Chouf Ouchouf シュフ ウシュフ

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バレエやコンテンポラリーダンスという枠だけでなく、広く身体表現には興味があります。

Chouf Ouchouf.
スイスで話題の振付ユニット、Zimmermann & de Perrotが、モロッコの北の入り口・Tangerのアクロバティック集団とコラボしたと聞いて出かけた@東京芸術劇場。
ダンスでもないし演劇でもないしアクロバティックだけどサーカスでもない、すごいシュールでとにかく楽しい舞台!!

舞台は、シンプルなボックスいくつかから成っている。
ボックスの何面かは扉のように開閉できるようになっていて、つなげて壁のようにしたり。
ここはああ懐かしいタンジェのメディナだ、とふっとあの世界に連れて行かれるような雰囲気になったり。裏返すとカラフルになってて、あ、マルシェの喧噪ってこんな感じだった、というような。
壁を前後させる動きと踊りとの組み合わせで出ていたえもいわれぬシュール感は特筆すべき。

彼らのアクロバティックの特徴は、ほとんど道具を使わないこと。
これはモロッコでは伝統的なものらしい。
砂漠で遠くを見たりするのに人と人とが組んでこのようなことをしてきたそうだ。
そういえば、マラケシュのフナ広場なんかでは、こんな感じの人と人が組み合ったパフォーマンスをやっていたな。

Zimmermannとde Perrotの演出は、民族性の強い彼らのパフォーマンスをどこかシュールなものにしていて、実在のモロッコともまた違う世界観を構築していた。
あまりこういう舞台を語る言語を持ってないのが残念。
コンテでもない新しい身体表現の可能性を見た感じだった。
とにかく大いに笑い、楽しめた舞台!
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# by chihiroparis | 2013-06-11 22:52 | ballet+danse | Comments(0)

お水いろいろ

フランスでは沸かさずに直接飲むお水はミネラルウォーターを買っていました。
カルキが多くて、洗い物をするとガラスのコップが白くざらざらするほどのお水でしたから。

硬水が好きで、近隣諸国のも含めいろいろなものを飲んでいたけれど、
特にこれが好きでした。Wattwiller。
http://www.wattwiller.com/
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それと、アルプスを超えたすぐあちら側のイタリアのCourmayeurのお水。
(あの街でとーーっても美味しいピザを食べたなぁ・・・!)
http://www.eau-courmayeur.com/
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どちらも硬水なのに飲みやすい。けれどしっかりと硬水としての重みがあって。

帰国後も良く飲んでいたのに・・・
ちょっと他のお水に浮気したあとamazonでWattwillerを買おうとしたら、探してもない。
サッポロが輸入していたそうですが、2009年でやめてしまったそうです。
私が今年始め頃まで買っていたのは在庫だったのかしら。

好きなものが手に入らなくなるってショック!
絶対美味しいのでまた輸入してくださいー!
(Courmayeurは普通に売っています)
コントレックスばかり有名になって売れているのを見ていると、宣伝の仕方って大事ねぇ・・・と。

ちなみに炭酸水はSanpellegrinoが好き。
フランスではペリエとか国産品と並ぶと高級品て感じだったのだけど。
日本では並行輸入なんかしていて価格も安くて手に入りやすいのが嬉しい。
塩分が強めで食事の時にとても美味しいお水。
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お水と言えばパリ市水道局が、パリの水道水は飲めますよキャンペーンというのをずっとやっていて、その一環で出しているのがこれ。キャラフ。
最近は区ごとの柄のなんて出ていて可愛い!
16区ので出したりしたら高級感がありますよね(え、ないって笑)。
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まぁでも料理には使うけどやっぱりあのカルキを飲み続ける勇気はない。。。
あ、パリのお水は確かに衛生的には何の問題もないです。旅行で行っても安心して飲めますよ。
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# by chihiroparis | 2013-05-20 17:12 | gourmet/gourmand | Comments(0)

時間

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「こんな時間贅沢やでしかし」
「自分のために使える時間やぞ」
「寝るもよし、出かけるもよし、好きに使えばいいのやから」

ありがとう。
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# by chihiroparis | 2013-05-03 17:52 | petite histoire | Comments(0)

Obika - Mozzarella bar@Milan etc.

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ミラノスカラ座の公演開始は20時と、パリオペラ座よりも少し遅い。
始まる前に腹ごしらえ。
ミラノは何度も来ているが、なぜか食があまり当たりだった試しがない。
雑誌の切り抜きなんかを持って来たりしているくせに、結局時間がなくてその辺でポンと入ると観光的でまずいことが多かった。

今回はミラノにも詳しいトリノ在住の友人夫妻と一緒に観劇だった。頼れる!
最近流行ってるのよ、というモッツアレラ・バーに連れて行ってもらう。

イタリアの食は素材を活かした単純なものが絶対に美味しい。
モッツアレラにとびっきり美味しいオリーブオイルをかけて、トマトとバジルで食べる。
生ハムをつまむ。

嗚呼幸せ。幸せ。幸せ!フランスで美味しいもの食べてから来ても際立つ美味しさ。

さて。この感動をブログにでも書くか。と調べていたら東京にも支店があるそうで。
おそるべしジャポンです。今度行ってみよう。でもね、いくらモッツアレラを輸入できても、あんな美味しいトマトとバジルが一緒に出てくるのかしらん。それにお値段が全然違うわ。笑

観劇後はスカラ座のお隣のレストランで。
こちらはさすがにお高かったけれど、ラグーパスタがほっぺたが落ちそうなくらい美味しかった。
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スプマンテで今宵の素晴らしい舞台に乾杯。
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# by chihiroparis | 2013-02-17 23:34 | Voyage dans le monde | Comments(0)

Iranian Cookbook イラン式料理本 ー台所から見える社会

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待ちに待った公開。ワクワクして出かけた。

カメラはひたすらいくつもの家族の台所を映す。
台所に立つのは・・・一人あるいは複数の女性たちである。

野菜の泥落としから始め、一から作る人。
缶詰を使う人。

ラマダン中の晩餐のために朝10時からずっと台所に立って一日かけて準備をする年配の女性たち。
出来合いの缶詰などを使う若い女性。
夫の好みに合わせて味付けをする女性。
家事ばかりだとつまらないので学校も行ってるの、という双子を抱えた若い女性。
若い時に姑との苦労があったと語る年配の女性。

カメラを回す彼は尋ねる。
こんなに準備に時間がかかるし大変そう。外食はしないのか?
外食は何が入っているかわからない、どこの油で揚げてあるかわからないような野菜が入っていたりするもの、と答える年配の女性。

22時に夫の友人が大勢押し掛けてきて接待しろと?と文句をいいつつも、でも私が受け入れた人生ですから、責任があります、と言う若い女性。

時代の流れの中での女性の地位や役割が変わって行く中、ある人は抗い、しかし受け入れる。
こんな大変なこと、と文句を言いながらも、外食を受け入れられない人。

カメラは男性にもカメラを向ける。
この食事を作るのに何時間かかったと思う?

ある男性は妻の大変さを知っているし、またある男性は、このくらいは1時間ではないか、という。5時間かかったと聞いて、それは手際が悪いからだ、という。
ある男性は、妻の仕事の大変さが自分が外でしている仕事よりも大変だと言う。彼は食事の片付けを自ら行う。妻と娘には決してさせないそうだ。彼の中で男女の役割は固定されており、そういう意味で社会に抗わずに生きているが、女性たちへの感謝を忘れない。

・・・台所というところから、社会が見える。
誰が台所に立つか。
何を台所で作るか。

そこには世代、文化、階層、様々なイラン社会を投影するものがあった。実に面白い作品、おすすめ!

(ここからネタバレ)

最後のナレーションで、作品中の女性の何人かは離婚をしたと流れる。
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# by chihiroparis | 2013-02-06 23:11 | cinema | Comments(0)

Poulet aux prunes チキンとプラム

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「ペルセポリス」で大人気、フランスでは非常に有名な漫画家、イラン出身のマルジャン・サトラピの作品が自身の作品を始めて実写で映画化した作品(「ペルセポリス」も自身で映画化したが、こちらはアニメーション)。

あるヴァイオリン弾きがヴァイオリンを壊されたことで、死を決意する。死ぬまでの8日間、彼は自身の人生を振り返る。暗い設定だけれど、ユーモアに溢れていて、そして登場人物の誰もが愛情もって描かれている。

初恋の人の描き方はメルヘンながら、最後は泣かせる。
死を覚悟した人ならではの生へのこだわりかな。
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# by chihiroparis | 2013-02-05 22:31 | cinema | Comments(0)

Le noir (te) vous va si bien 黒はあなたによく似合う

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フランスに戻ると、日本には興行的な理由であまり入って来なさそうなものを見ることにしている。大抵は社会問題を扱った暗いもの。

そういう映画何かないかな、とアンテナを張りながら歩いていたところ、Censier近くのシネマに黒ずくめ(一目でイスラムの女性とわかるもの)のポスターが貼り出されていたのがこれ。すぐに友人を誘って、Vavin近く、硬派な映画をよく上映しているテアトルも併設しているシネマへ向かった。

話は暗い。ひたすらに暗い。

以下はネタバレ。

場所はフランス。北アフリカ系移民一家。厳格なイスラムの規律に基づいて息子と娘を育てた夫婦。
シューズメーカーで働く娘は、家を出る時には敬虔なイスラム教徒らしい黒ずくめのスカーフ姿で出かける。しかし、彼女は毎日とあるカフェ・バーに寄り、そこのトイレで”普通の”格好に着替えて出社しているのであった。

このカフェ・バーの青年と彼女は恋に落ちる。ある日隣人は彼女をここで目撃し、迷いながらも彼女の父親に伝える。父はこっそりとのぞきに来る。彼女は青年とカウンターに立ち、赤いタンクトップ姿で接客していた。

悩んだ父は息子に会いに行き、心情を吐露する。
「私は間違っていたのだろうか。私は、私が受けて来たような教育を君たちに施したつもりだ。」

息子(彼女の兄)は妹の首を絞めて殺害する。
嫌な予感がした父親がかけつけた時には手遅れだった。悲嘆にくれる父。息子の将来を思い、その場を去れと言う。自分が罪をかぶり、投獄されるのであった。

・・・・・・・・・・・

見終わったあと何とも言えず胸が苦しくなった。
あのような家庭に育ち、あのような格好を毎日させられていた女性が、シューズメーカー(の企画室のようなシャレたところ)に勤める(ことができる)?と一緒に見ていた友人が指摘する。

どうだろう。

細かい設定において多少の矛盾や、さすがに誇張しているのでは、と思える部分もあるが、移民家庭における親と子の間の文化摩擦、葛藤というのが大きな問題であることは確かであり、そのことを誇張しながらも描いている作品だったと思う。

・・・・多分日本では公開されないでしょう・・・興行的に無理だと判断されて。
中東問題、移民問題、etc...フランスでは実に様々な問題を扱った映画が見られるのがいい。
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# by chihiroparis | 2013-02-05 20:24 | cinema | Comments(0)

Bamboo - Parisのヴェトナム料理

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私にとってのパリの味、Pho。
フレンチよりもこれを食べるとパリに戻って来たー!って思う。

え、フランスではフレンチ食べてたんじゃないの、って良く言われるけどそんなわけないじゃないですか。
移民が多く世界各国の料理の宝庫パリでそんなのもったいない。

有名店TolbiacのPho14も好きなんだけど、
一番好みなのはPho14から南下して中華街をもう少し入って行ったBambooの。
ここでお肉が生のを頼んで、スープの中でちょっと火が通ったくらいで食べる。

日本にもヴェトナム料理屋さんはいろいろあるけれど、
お野菜やお肉の味の強さが違うのか、あるいは日本人好みにしてあるからなのか、
パンチが足りない。それなりに美味しいけれど好みのものには出会えない。
こればかりは移民の数の差かな。
といっても私はヴェトナムには行ったことがないので、本場の味は知らないのだけど。
ああいつかヴェトナム行ってみたい!

あ、大体パリなんてどこもそうだけど、
Bambooもサービスはあまり良くないのでお怒りにならないようご注意(笑
大人気店でお客さんも並んでいるので、
食べたあとゆっくりしていると早く出て行けとばかりにお勘定をテーブルに置かれます。
甘いヴェトナム珈琲も美味しいけれど、
さっさと払ってカフェはゆっくり他でしたほうが良いかも(笑

Phoと一緒に、Nems(春巻き)はたっぷりのミントの葉と共にレタスにくるくる巻いていただきます。他にもヴェトナムクレープ等、何を頼んでも美味しい。
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# by chihiroparis | 2012-11-18 16:27 | gourmet/gourmand | Comments(2)

太極殿のカステイラ

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自分でおやつに食べるには切り落としが断然お得なんだけど
その日は売り切れていたのでちゃんとした包みのを買ってしまった。

右から読む「カステイラ」。
字体がもうなんとも言えずレトロで素敵。
この包みが好きでお使いものにしたりします。

ここの「鮎」も好き。中の牛皮が特にここのは美味しい気がします。
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# by chihiroparis | 2012-11-13 23:12 | Kyoto | Comments(0)

JAPONICA-Kyoto

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オシャレなお店は美味しくない。という勝手なイメージがあるんですが、期待せずに入ったここは美味しかった。
サラダの塩とオイルの効き具合(ちゃんと、しっかり!)で友達と「よしっ」と顔を見合わせ、他にも何品か追加。
最近はたまに行くところになっている。

ウッディーな感じの、入ってすぐのハイスツール席が私は好き。
奥はレコードやさん(って今言わないのか!ミュージックショップっていうの?笑)です。

Kyoto-cafeとKyoto-restaurentとどっちにカテゴライズしようかな、と考えて、スイーツはイマイチなのでカフェとしてよりはお料理がオススメ、ってことでカフェ飯的だけどKyoto-restaurentカテゴリーにしておこう。
JAPONICA
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# by chihiroparis | 2012-11-13 01:00 | Kyoto-Restaurent | Comments(0)